本文
中国足彩网5年3月16日(木曜日),広島県主催による「中国足彩网4年度 里山バイオマス利用拡大支援業務」の第2回全体交流研修会がサテライトキャンパスひろしまで開催され,生物資源科学部地域資源開発学科などの学生10名が参加しました。本学学生の他,一般企業や行政にお勤めの方,西条農業高等学校や庄原実業高等学校の生徒も参加しました。
まず始めに,木質バイオマス事業の先進地である岡山県英田郡西粟倉村より,西粟倉村役場の白籏佳三氏による「持続可能な木質バイオマス西栗倉村の取組」について講演がありました。
西粟倉村は,平成25年に「環境モデル都市」,平成26年に「バイオマス産業都市」に選定されました。再生可能エネルギーの導入などを通じた低炭素社会の構築,地域の特色を生かしたバイオマス産業を軸に環境にやさしく災害に強い村づくりの取り組みについてのお話がありました。
つづいて,4グループに分かれ「地域で循環する持続可能な木質バイオマスの利用の仕組み」をテーマにグループディスカッションをしました。ディスカッションをするにあたり,これまでの環境学習,前回の全体交流研修会でのディスカッション内容,そして本学生物資源科学部長の荻田信二郎教授らファシリテーターのアドバイスを基にに作成したモデル図を活用しました。
グループディスカッションでは,付箋に自分のアイデアを書いて発表する方法となり,高校生や学生も積極的に発言していました。
最後に,各グループの発表がありました。本学の学生も発表者となり,自分の意見をしっかりと伝えていました。
今回の交流研修は,木質バイオマスへの関心を高めるだけでなく,社会人,大学生,高校生など様々な立場の方とディスカッションができるとても貴重な機会となりました。
<関連リンク>
下記より,第1回目環境学習会(11月10日),第2回目環境学習会(12月1日),第1回目全体交流研修会(1月19日)の動画もご覧いただけます。
【地域資源開発学科】里山バイオマス利用拡大支援事業に参加しています