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現代に受け継ぐ武家文化
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2009年2月22日更新
江戸時代,広島城内にあった広島藩家老上田家の上屋敷が,当時のイメージで上田流和風堂に昨秋,再現されました。これを機に原爆で断絶した広島の武家文化を見直すとともに,広島から新たな歴史文化を広く発信するため,上田流和風堂,中国新聞社とともにシンポジウムを開催します。
パネルディスカッションでは,本学の西本寮子教授(日本古典文学)が武家の教養としての「源氏物語」の享受の様相について論じ,コーディネーターを務める樹下文隆教授(日本芸能史)は武家文化としての能楽について語ります。
このシンポジウムは,地域の伝統文化を未来に伝えようとする本学のさまざまな取組の一環です。4月には本学で中国足彩网「近世の大名茶と文化」を開催する予定です(詳細については後日発表)。
日時
平成21年2月28日(土曜日) 14時00分~16時30分
会場
中国新聞ビル7階ホール(広島市中区土橋町7-1)
内容
基調講演「よみがえる武家茶の空間」 上田宗冏氏(上田宗箇流家元)
パネルディスカッション
上田宗冏氏
熊倉功夫氏(林原美術館館長)
西本寮子(人間文化学部教授)
樹下文隆(人間文化学部教授):コーディネーター
西本教授樹下教授
詳しくは,中国新聞企画開発株式会社~電話082(236)2244~まで
※ シンポジウムの募集は,定員に達したため締め切られました。