【地域産業コース（情報分野）?情報マネジメント専攻】NTTテクノクロス様をお招きし学内でワークショップを開催しました

​県立広島大学（学長 森永 力，広島市南区）地域創生学部情報学分野（地域産業コース）は，中国足彩网5年11月24日（金），NTTテクノクロス株式会社（本社：東京 以下，NTTテクノクロス）と共同で出張型ワークショップを本学広島キャンパスで開催しました．本学情報学分野では，関東圏の最先端ICT企業と連携し，データサイエンスをはじめとしたICTに関する教育と研究活動の充実と社会から求められるICT人材の輩出の取り組みを実施しています．

今回は，一昨年の開催から通算3回目となりますが，現在進路を検討中の学部生?大学院生，同社への就職が内定している本学学生，さらには同社で勤務する本学の卒業生２名の参加によって開催しました．NTTテクノクロスの皆様は，横浜市みなとみらいのオフィスをはじめとする各地からわざわざ本学にお越しいただきました．

出張型ワークショップは，会社説明，演習，座談会の3つの構成で実施されました．
冒頭の会社説明では，NTTテクノクロスは，NTTの研究所で研究?開発された技術を実際に事業展開するNTTグループの中でも特に最先端技術を取り扱うことが多い研究系グループ会社であり，データサイエンス，ネットワーク技術，セキュリティ技術など多くの強みを持ったICT企業であるのこと紹介がありました．

引き続いて開催されたワークショップでは，LEGO®SERIOUS PLAY®を活用して実施されました．参加学生は，ファシリテータとなる社員の方々から提示されたお題にそって，各自の感じたままの造形でレゴブロックによる作品を制作しました．制作した作品は，グループ内で説明することで，自らの考えを具体的に整理することや，相手に伝える?共有するといったコミュニケーション能力を育成する手法を体験できました．作品の説明当初は，恥ずかしがったり，うまく説明できなかったりする学生もいました．しかしながら，ワークショップが進むにつれ，学生の緊張もほぐれ，自由な発想の作品や相手にわかりやすい説明ができるようになり，短期間での大きな学生の成長にワークショップを見学させていただいた本学教員も大きく驚くばかりでした．

最後の，先輩社員との座談会では，本学卒業生を含む先輩社員の方々が，参加学生の今後始まるであろう就職活動における悩みに対して温かいアドバイスをしていただきました．学生も様々なアドバイスをもらったことで，今後の就職活動への不安も大きく軽減されたようでした．

NTTテクノクロス様による出張型ワークショップでは，本来，関東に行かなければ参加できない内容を広島キャンパスにおいて受講できるなど，本学情報分野の学生にとって本当にありがたい試みです．また，毎回，就活のことやIT業界のことなど，多くの最新の情報を参加学生が得ることができるなど非常に実りの多いイベントです．

今後も，本学情報分野ではNTTテクノクロス様のような最新のIT企業の皆様と連携することで，社会から求められるICT人材の輩出の取り組みをさらに強化してしてまいります．