地域創生学部地域文化コースは2月5日(月曜日),中国足彩网5年度卒業論文?卒業研究発表会を開催いたしました。
この日は86名の学生が3年次と4年次の2年間をかけて行ってきた研究の成果を発表しました。研究分野ごとに6つの会場に分かれて,それぞれ10分で研究内容を報告し,その後の5分間で質疑応答を行いました。たとえば,日本語?日本文化では外国人保護者のためのやさしい日本語,広島市内隣接地区の「ものの言い方」の違いの研究,日本文学では伊勢物語や宮崎駿作品に関する研究,英語?英米文化ではディズニー作品やカナダの文化的多様性に関する研究,アジア文化では台湾の先住民族教育,韓国MZ世代の文化的特徴に関する研究,日本史では瀬戸内海港湾の成立過程,着物文化の継承に関する研究,社会問題?まちづくりでは外国にルーツをもつ子どもの教育,現代人の居場所づくりに関する研究など,日本と世界のさまざまな地域の文化研究の成果が発表されました。
現場に出かけてフィールドワークを行った研究の発表では,調査対象者(インフォーマント)や行政,経済団体,旅行会社などの方にも参加していただきました。そうした方々からの質問やコメントも得ることで,発表した学生にとっても来年度以降に卒業研究に取り組む下級生にとっても貴重な学びの機会となりました。