地域文化コース?和田ゼミ所属の3年生8名が11月21日(火曜日),因島商工会議所(尾道市因島土生町)にて因島土生商店街活性化プランを発表しました。
この発表会は,尾道市因島総合支所からの提案を受けて実施する中国足彩网5年度地域課題解決研究「聖地移住と若者参画による因島土生商店街活性化方策の研究」(研究代表者:和田 崇)の一環として開催したものです。この日は,本年9月4〜7日に実施したフィールドワークで得た情報等をもとに学生たちが立案した4つの活性化プランを,尾道市役所や因島商工会議所,土生町商店街連合会,土生商店街振興組合,因島観光協会など25名の地元関係者に説明,提案しました。
提案したプランは,(1)地元高校の探究学習を高大接続と高街接続により拡充する「Habu mix Labo」,(2)因島土生商店街を高齢者等のリハビリ?健康増進空間として活用する「はぶケアプロジェクト」,(3)因島土生商店街を一つのホテルに見立てる日本版アルベルゴ?ディフーゾ「はぶごとホテル」,(4)因島土生商店街の活性化人材を確保?育成する「集客ビジネス起業型地域おこし協力隊員募集事業」,の4つです。8名の学生が2名1組となり,それぞれのプランを10分で説明した後,参加者から質問やコメントを出していただきました。
学生が提案したプランが少しでも尾道市因島地区の皆さんの参考となり,関係機関における次年度以降の事業として具体化すれば幸いです。一方で本事業は,学生たちにとって地域調査,企画立案,プレゼンテーションの貴重な実践の機会となりました。こうした機会を与えてくださった尾道市因島地区の皆さんに御礼申し上げます。
また、この取り組みの様子は中国新聞でも紹介されました。掲載内容は下記から一部ご覧いただくことができます。