【地域文化コース】学生が因島土生商店街でフィールドワークを行いました

　地域文化コース?和田ゼミ所属の３年生８名が９月４日（月曜日）から７日（木曜日）までの４日間，広島県尾道市の因島土生商店街でフィールドワークを行いました。このフィールドワークは尾道市因島総合支所からの提案を受けて実施する中国足彩网５年度地域課題解決研究「聖地移住と若者参画による因島土生商店街活性化方策の研究」（研究代表者：和田　崇）の一環として行ったもので，中国足彩网４年度研究で浮き彫りにした現状と課題を踏まえ，フィールドワークを通じて若者視点?よそ者視点で因島土生商店街の新たな魅力（地域資源）を探し出し，それを活用した商店街活性化策を企画，提案することを目的としています。
　学生たちは，１日目に尾道市因島総合支所と因島商工会議所の職員，土生町商店街連合会の役員，宿泊施設経営者から商店街活性化事業等の取組状況を聴取した後，２日目はフィールドノートとカメラを手に商店街を探索し，学生目線から見た100の魅力（地域資源）をリストアップしました。さらに３日目は，因島観光協会や飲食店，神社，フェリー会社，因島高校を訪問して現地見学や聞取り調査を行った後，観光と船舶（交通），飲食，学生（教育）の４班に分かれて，リストアップした魅力（地域資源）を活かす商店街活性化策を立案しました。そして４日目には，尾道市因島総合支所，因島商工会議所，土生町商店街連合会の方々に対して商店街活性化策を提案し，具体化に向けた意見を交換しました。
　学生たちは今後，因島の皆様からいただいたご意見やアドバイスを踏まえて企画をブラッシュアップし，改めて因島を訪問して因島土生商店街の活性化策（完成版）を提案する計画です。なお，このフィールドワークの実施にあたり，尾道市因島総合支所，因島商工会議所，土生町商店街連合会の皆様には，会場提供や話題提供，訪問先調整，移動手段確保等で大変お世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。

因島土生港の見学（１日目）

因島商工会議所でのヒアリング調査（１日目）

因島土生商店街の地域資源リストアップ（２日目）

因島土生商店街でのヒアリング調査（３日目）

企画した商店街活性化プランの発表（４日目）