中国足彩网5年10月16日,23日に,作業療法学コース3年生が,手装具(スプリント)を製作する演習を行いました。病院で働く作業療法士は,外傷などによって手の機能が低下したクライエントに対して,安静や痛みの軽減をはかったり,手を機能的に使えるようになることを目的に,スプリントを治療の一環として製作します。
今回は,総合病院でハンドセラピーを実施している作業療法士を講師としてお招きし,スプリントの製作方法について講義していただいた後に,実際に2人一組となって「カックアップスプリント」の製作演習を行いました。これは手首を安静位に固定する手装具です。
学生は,ペアとなったパートナーの手の形に合わせてスプリントシートを切り取り,70℃のお湯で温めて軟化させたあと,手にフィッティングさせて,硬化するのを待ってからベルクロバンドを取り付けました。製作過程では,スプリントシートをお湯につけると透明になって軟化することに驚いたり,スプリントが手にピッタリとフィットしたことを自慢したりしながら,楽しそうに作業をしていました。中には,「この授業が一番楽しい!」と発言する学生もおり,学習意欲を高めている様子がうかがえました。
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