ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 研究者の方 > 研究者?研究紹介 > 研究者紹介 > 吉田 倫子(よしだ のりこ)

本文

吉田 倫子(よしだ のりこ)

研究者紹介

吉田倫子先生

所属:保健福祉学部保健福祉学科人間福祉学コース 職位:講師 学位:修士(工学)

研究室:県立広島大学三原キャンパス3518号室

E-mail:nyoshida@(@の後にドメイン画像を付けて送信ください)

研究内容:https://researchmap.jp/nyoshida1

研究に関する自己PR

歴史的な市街地においては、人口減少、高齢化が進行し、空き家が増加し、町並み保全を持続することが困難になりつつある地区がある。こうした地区においても町並み保全を進めながら住み続けていくための方策について研究を行っています。

研究テーマ

歴史的な市街地において町並み保全と居住を持続可能とするための方策の検討 

研究の特徴?内容

これまで、20年近くの長期にわたり歴史的な市街地での住民意識調査を実施してきた。文化財に選定された重要伝統的建造物群保存地区、また国土交通省の街なみ環境整備事業の認定地区等を対象として、補助事業が与える影響の違い、地区の内外による住民意識の違い等を明らかにしてきた。現在、時間の計画に伴う地域社会の変容と住民意識の関係について明らかにしようとしている。一方で、こうした歴史的な市街地において、外観の景観形成が求められる一方で、屋内はある程度自由に住宅改修を行うことが出来る。高齢者等が暮らし続けていくために必要なバリアフリー整備の在り方についても研究を行ってきた。さらに、観光スポットとなる文化財においても多くの観光客を受け入れるために、バリアフリー整備がどのように行われているかも明らかにしてきた。こうして、いくつかの側面から居住、観光が持続可能な町並み保全の在り方を検討している。

これらに関連して、空き家の問題、居住者の支援、住宅の確保が困難な人への支援等についても研究を進めている。

受験を検討している方々へ

社会福祉士および精神保健福祉士を養成する人間福祉学コースにおいて、「福祉住環境論」「居住政策論」を担当しています。地域で暮らす人々にとって住みやすい住宅や地域のあり方、また施設での豊かな暮らしに必要な視点など居住に関わる学びの機会を提供しています。

授業以外に、ゼミの学生らは様々な地域調査に研究協力員として参加します。住民とのワークショップの運営や報告会等を通して、住民の方々から地域の課題を実際的に学びます。

卒業生は、病院や施設など福祉分野以外に、行政や企業などの様々な分野で活躍しています。

連携協力を検討している方々へ

行政や企業、また地域の住民組織の皆様と協働して、様々な調査を行ってきました。調査には学生が参加し、住民との交流も行っています。

○中国足彩网2年度「竹原市竹原地区伝統的建造物群保存地区地域社会調査」(竹原市教育委員会)

○中国足彩网2年度県立広島大学重点研究事業地域課題研究,「空き家の需要と供給を促進する戦略的な空き家活用方策の検討」(安芸高田市)

○平成29?30年度三原市助成研究事業「西国街道沿いの歴史的な市街地における歴史的建築物把握調査―三原城下町の保全から,地域の魅力を高める―」(三原市教育委員会)

○平成28?29年度県立広島大学重点研究事業地域課題研究,「新四国八十八ヵ所巡拝案内図(西大田地区)の再興と、それを活用した地域づくり」(世羅町西大田地区地域振興協議会)

論文リスト

    著書

      キーワード

      町並み保存、重要伝統的建造物群保存地区、空き家、観光、バリアフリー

      関連するSDGs項目

      311


      所属別一覧