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【地域産業コース(情報分野)】応用情報学連続ミニゼミナール ―研究室で学ぶ応用情報学―を実施しました

 3月27日に中国足彩网「応用情報学連続ミニゼミナール―研究室で学ぶ応用情報学―」を開催しました。本講座では、受講生が3つのグループに分かれて、地域産業コースの情報分野を専門とする3名の教員の研究室を順番に訪問し、各研究室でゼミ形式で授業を受けてもらいました。簡単に各研究室の授業内容をご紹介します。

 岡部研究室では「情報検索の仕組み」のテーマでゼミを行いました。Web検索の仕組みについて説明した後、卒業研究として作成した音楽検索システムと髪型検索システムを実際に動作させることで、情報検索に関する理解を深めてもらいました。

 応用情報学連続ミニゼミナール2024岡部研究室1

 折本研究室では「音声認識システムの体験」のテーマでゼミを行いました。音は何で作られているのか知ってもらうため、ドミソの和音ファイルから、音の成分である周波数を見つけました。その後、自分の音声をパソコンに取り込んで、音声認識に必要な特徴量抽出を行ってもらいました。

応用情報学連続ミニゼミナール2024折本研究室1 応用情報学連続ミニゼミナール2024折本研究室2

冨田研究室では「オープンGISデータを利⽤した経路探索システムの構築」のテーマでゼミを行いました。GISデータの構造とネットワーク分析の仕組みについて説明した後、ネットワーク分析に必要な道路網データの入手から経路探索サーバーの構築をして、本学から各自が指定した場所への経路探索をしてもらいました。

応用情報学連続ミニゼミナール2024冨田研究室1 応用情報学連続ミニゼミナール2024冨田研究室2

 すべての授業終了後には、研究室を再訪問できる時間を設けましたが、その時間を利用してもう一度演習を体験したり、講師と質疑応答をする受講生もいました。

 講座終了後に回答してもらったアンケートでは,「研究室の雰囲気やどのような研究をしているのか知ることができた」,「参加型の講座で面白かった」,「どの研究室の先生も分かりやすく説明してくれた」など,ゼミ形式の授業に好意的なコメントがありました。短い時間でしたが情報分野の研究内容について学んでもらったことが,今後の進路選択の参考になると幸いです。