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【地域産業コース(情報分野)】IoT?AI特別講義 第5週「大規模IoTデータ共有基盤の研究」を実施しました

印刷用ページを表示する 2024年1月24日更新

2024年1月10日(水)は、情報通信研究機構/大阪大学の寺西裕一先生に「大規模IoTデータ共有基盤の研究」でご講演いただきました。

講演では、P2P(Peer-to-Peer)や分散システムがコンピュータネットワークの技術として開発されてきた経緯と、それぞれの世代で果たしてきた役割などについてご説明をいただきました。また、これらのご説明に続き、現在、次世代のデータ共有基盤として研究開発、ならびに、一部において実用化が始まっている非集中型データネットワーク(DDN:Decentralized Data Networks)であるIPFS(Inter-Planetary File System)などの技術についてご説明いただきました。

講義の後半部分は、実際に世界中に配置されたクラウド上に配置されたサーバを利用して、実際にIPFSのサーバを稼働させてファイル共有を行う演習を体験しました。

講義を通じて、学生たちは、日頃から何気なく使用しているネットワークの裏側の仕組みについてさまざまな技術が実装されていることを知ることで、ICT技術のおもしろさを感じ、さらに専門性を学ぶことの意欲を高めたようでした。

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「IoT?AI特別講義」は地域産業コース(情報分野)が提供する副専攻プログラム「IoT?AI応用技術認定」の上級認定に関わる科目の1つです。この授業では、IoT?AIの研究開発の最前線で活躍されている研究者や、地域の様々な産業や組織でIoT?AIシステムの開発や利活用を推進する技術者を講師として招き、IoT?AIに関する最新のテーマについてご講演いただくことで、受講する学生が視野を広げるとともに、卒業研究へのモチベーションを高め、将来社会で活躍するための動機付けを行うことを目的としています。

【参考】
 IoT?AI特別講義 第2週「森林?林業とDX?IoT」を実施しました
 IoT?AI特別講義 第3週「実問題解決?意思決定におけるIoT?AI?数理最適化の役割」を実施しました​
 IoT?AI特別講義 第4週「デザイン思考の考え方と実践」を実施しました