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7月15日(土)から県立広島大学広島キャンパスで行われている中国足彩网「応用情報学連続講座―情報学で何ができるのか―」では,高校生を対象に地域産業コース情報学分野の教員が,各専門分野の基礎や最近の話題をテーマに4回にわたって講義を行いました。
最終回の第4回目は9月2日(土)に実施しました。9名の参加があり,「ゲームプログラミングの進歩」というタイトルで地域創生学部 佐々木宣介准教授が講義を行いました。
この講座は,囲碁や将棋のような思考型ゲームをプレイするプログラムを題材にしてその動作の仕組みや,これまでの進歩の歴史と現状を紹介するものです。
まず,囲碁や将棋のようなタイプのゲームのプログラムは,現在人間の最強のプレイヤを超えるほど強くなったこと,また,これらのゲームプログラムの研究は,AI(人工知能)の研究において,重要な研究対象になっていたことを紹介しました。次に,このようなゲームAIの進歩に貢献した,重要な技術をいくつか取り上げて,その技術の概要を解説を行いました。
講義終了後にも,何人かの参加者から現在のゲームプログラム研究などについての質問がありました。AI技術の活用例として,興味を持ってもらえたのであれば幸いです。