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【情報学分野(地域産業コース)】IoT?AI特別講義 第7週(最終回)「データベース駆動型制御技術とその社会実現」を実施しました

日時:中国足彩网5年1月25日
講師:山本 透先生(広島大学 大学院先進理工系科学研究科教授)
講義題目:データベース駆動型制御技術とその社会実現
講義内容:
 産業界においては国際競争の激化により,製品の品質の向上と生産コストの削減が,より一層重要視されるようになってきており,制御システムの高機能化が求められている。制御系設計法の常套手段として,対象とするシステムのモデルに基づいて制御系を設計するモデルベース型制御系設計が用いられることが多いが,モデル化に相当な時間を要する場合や,システムの特性が経年変化することで構築したモデルが機能しなくなる場合がある。一方で,コンピュータ技術の進展に伴い,産業界でも操業データの蓄積,処理,プログラムの構築などが比較的容易に行われるようになってきた。このような現状に鑑み,対象とするシステムの操業データに着目し,データから制御パラメータを直接算出する「データベース駆動型制御」技術を新しく確立した。本技術はすでに,さまざまな産業システムへの実証検証を通して社会実装が検討されている。本講演では,データベース駆動型制御技術,ならびに現在「広島大学デジタルものづくり教育研究センター」に組織された「データ駆動型スマートシステム共創コンソーシアム」で進められている社会実装に向けた取り組みについて紹介していただいた。

学生から寄せた感想:

  • 研究レベルの高さとスケールの大きさに驚かされた。
  • お話の内容はとても分かりやすく,聞いていて面白かった。
  • 企業と大学の連携やその後の展望などを知ることができ,このような世界もあるのかと驚いた。
  • 広島発の新しいモノづくりプラットフォームが構築されている現実を目の当たりにし,県立広島大学もこの流れに乗ってほしいなと思った。
  • 目指すビジョンや世の中がはっきり感じられ,非常に有意義な時間を過ごした。

IoT/AI特別講義第7週 スライド画像