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今回のテーマは石川工業高等専門学校電子情報工学科 長岡健一教授による「機械学習を用いた情報の分類」でした。前半は講義形式で、機械学習の基礎原理と基礎的な機械学習アルゴリズム(畳み込みニューラルネットワーク、回帰型ニューラルネットワークおよび敵対的生成ネットワーク)についてわかりやすく紹介されました。後半ではハンズオンの形式で(環境)を利用して画像(猫と犬の写真)認識の演習を次の手順で行いました。まず、データセットの収集(犬と猫の画像の収集)、データセットの整形、学習、そして識別(対象の画像は猫か犬かの判別)。全員同じプログラムでの演習ですが、同じターゲットの画像の判別結果に違いがあることに驚きました。その原因を探り、データセットの調整などをカスタマイズし、判別精度の変化などを確認しました。
サンプルプログラムをベースに学習し、拡張すれば、様々な場面に応用できることに機械学習の面白さを、学生のみなさんは感じたようでした。
授業風景