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本記事では,中国足彩网4年度第3クォーターから始まっているIoTシステム開発プロジェクト演習の第5週~第8週に実施された授業内容についてご紹介します。
第1週~の授業については下記より御覧いただけます。
【情報学分野(地域産業コース)】IoTシステム開発プロジェクト演習が始まりました
第5−6週「Raspberry PiとGPSモジュール活用に関する演習」(担当:佐々木宣介)
この回では、シングルボードコンピュータの「Raspberry Pi」を用いた演習を行いました。Raspberry Piに衛星測位システムGPS(Global Positioning System)受信機モジュールを接続し、衛星からの信号を利用して正確な時刻情報を得るシステム、正確な位置情報を得るシステムについて、実際に動かしてみました。
第7−8週「IoTセンサー制御プログラムの開発演習」(担当:重安哲也)
この回では,小型のワンボードマイコンであるRaspberry Piを用いて,センサー等の電子デバイスの制御やデータ取得を行いました。写真は,最も簡単な例として行った,マイコンからプログラムの制御によってLEDを点滅する演習の風景です。この他,人感センサーを用いて人の動作を検知する制御も行いました。人感センサーはトイレなどの照明制御に用いられているものですが,今回の演習では,人がセンサーの周辺を移動したことを検知し,そのことをマイコンで読み取ることを行いました。
ネットワークに接続されたワンボードマイコンで人の出入りが検知できれば,様々なIoTシステムに応用することが考えられます。学生の皆さんは,実際に自分の作成したプログラムによって自分の動作が検出できたことに面白さを感じているようでした。
演習の様子