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県立広島大学(学長 森永 力,広島市南区)地域創生学部情報学分野(地域産業コース)は,中国足彩网4年11月25日(金),NTTテクノクロス株式会社(本社:東京 以下,NTTテクノクロス)と共同で出張型インターンシップを本学広島キャンパスで開催しました。本学情報学分野では,関東圏の最先端ICT企業と連携し,データサイエンスをはじめとしたICTに関する教育と研究活動の充実と社会から求められるICT人材の輩出の取り組みを実施しています。
今回は,昨年に引き続き2回目となりますが,現在進路を検討中の学部生?大学院生,同社への就職が内定している本学学生,さらには同社で勤務する本学の卒業生2名の参加によって開催しました。NTTテクノクロスの皆様は,横浜市みなとみらいのオフィスからお越しいただきました。
出張型インターンシップは,会社説明,ワークショップ,座談会の3つの構成で実施されました。
冒頭の会社説明では,NTTテクノクロスは,NTTの研究所で研究?開発された技術を実際に事業展開するNTTグループの中でも特に最先端技術を取り扱うことが多い研究系グループ会社であり,データサイエンス,デザイン思考,ネットワーク技術,セキュリティ技術など多くの強みを持ったICT企業であるのこと紹介がありました。
続くワークショップは,LEGO®SERIOUS PLAY®を活用して実施されました。
参加した学生は,ファシリテータから提示されたお題にそって組み立てた自らのレゴ作品を見ながら説明を行います。
レゴブロックで作品を作る過程で右脳を刺激し,レゴブロックの作品を通して会話することで,会話が苦手な人でも楽しみながら無理なく自分の考えを整理?共有することができます。このような場には心理的安全性が生まれやすいことも特徴です。
ワークショップの後は,本学卒業生で同社に勤務する先輩社員を交えた座談会でした。
今回も,大盛況のうちに終了しました。ご協力いただいたNTTテクノクロスの皆様に感謝いたします。
<参加した学生の声>
●関東にある企業のインターンシップを学内(対面)で受けられたのは,大変ありがたかったです。
●オンライン(リアルタイム)で会社の様子を配信していただいたので,実際に行かなくても社内のイメージができました。
●内定者や年の近い卒業生も来られたので,働くイメージができました。
●ワークショップを通じて自分と向き合うことができました。
●座談会で卒業生と相談する機会があったので,気軽に相談できて良かったです。
今回の事例に限らず,県立広島大学の情報学分野では,最先端ICTにふれる機会を広く学生に提供しデータサイエンスをはじめとしたICTに関する教育と研究活動の充実と社会から求められるICT人材の輩出への取り組みを推進していきます。