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経営学分野では,経営者の生の経営経験を学べる場として「地域産業特別講義」がありますが,本学では経営者の話を聞けるチャンスはそれだけではありません。今回は,3年生向け科目「管理会計論」にて,海田町に拠点を置く株式会社ポストごはんの里の中村誠一社長をゲスト講師としてお迎えし,ご自身の経営経験について講演いただきました。
会計というと,ゴソゴソと電卓を叩いているようなイメージがあるかもしれませんが,中村社長のお話はそれとは一線を画すものでした。中村社長は同社入社後,ご自身で会計学を学び,それを土台として,当時業績低迷に苦しんでいた会社を立て直されたそうです。
この講義は,学生にとって,経営者が普段何を見て経営をしているのか,そしてその中で会計はどのような位置づけなのかなど,新しい視点を得る貴重な機会となりました。講演後は,学生から回答しきれないほど多くの質問がなされ,活発なディスカッションが行われました。
(参考)
?株式会社ポストごはんの里 公式サイト:https://gohannosato.co.jp/
(文責:足立)