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環境科学コース 研究室探訪9回目は西村先生です。西村先生はどのような研究をされているのでしょうか。早速、お話を伺ってみましょう!
Keywords:衛生工学、微生物燃料電池
インタビューアー: 今日は西村先生、よろしくお願いします。
西村先生: ようこそ環境衛生工学研究室へ。
インタビューアー: 環境衛生工学というと、、、分かりやすく説明してもらえますか。
西村先生: 衛生というのは生命、生物を守るという意味、工学というのは人の生活に直接役立つための研究を、人間の周りを取り巻く環境の視点で研究しています。
インタビューアー: 西村先生はどのような授業をご担当されていますか。
西村先生: 私は例えば環境衛生学の授業で空気、川、土壌の汚染について、汚染を綺麗にするとはどういうことかということを教えています。また、現在の状況を知るための「分析」の授業も担当しています。
インタビューアー: ということは、西村先生の研究のフィールドは大気も水も土壌もすべてですか。
西村先生: 測るという点ではすべてですが、水環境がメインの研究テーマです。
インタビューアー: 実験ではどんな機械や装置を使っていますか。
西村先生: 低コストで環境が少しでも良くなるようにという考えで、例えばこんなことをしています。土壌中の有機物を(酸素がない状態で活発に働く)微生物が食べていらないものとして電子を放出します。その放出された電子を集めて空気中にさらすと水にしています。その時に電気が起きます。ピカピカと光っているでしょう。これによって土壌が綺麗になる効果が期待されます。
インタビューアー: 教員からみた本学の環境科学コースの良い所はどんなところでしょうか。
西村先生: 環境を良くしようということを極めた教員が集まっているところですかね。
インタビューアー: 入学後、環境科学コースではどんな学びができると思いますか。
西村先生: 化学も生物も両方を学べる点ですね。