七塚原高原のポプラ並木再生に卒業論文を通じて協力しています
地域資源開発学科では「農」と「食」にかかわる3つの専門科目群として「農業生産開発系」,「食品分析開発系」,「農食マネジメント系」を配しており,3年生から研究室配属をして卒業論文または地域課題解決研究(卒業研究)に取り組んでいます。本コーナーでは,1期生(3年)が取り組んでいるテーマについて分かりやすく紹介していきます。
植物組織培養とは,成長に不可欠な栄養源や植物ホルモン等を人工的に調合した養液(培地といいます)で植物の細胞や組織の一部を無菌的に育て,維持する技術の総称です。野菜?花卉?樹木の優良クローン増殖や新形質の付与などに役立つ技術です。泊 龍成さん(荻田研)が取り組んでいるのは,ポプラの当年枝の腋芽を用いたクローン苗の作出です。クリーンベンチ内での培養操作や,実体顕微鏡での成長パターンの観察などを経て,最適な成長促進条件を決定します。
無菌操作の様子とシャーレ内で伸長するポプラの幼植物体(荻田研提供)
七塚原ポプラ並木の景観
植樹当日の様子 (2年生の挿木クローン苗)
中国足彩网4年6月25日(土)中国新聞 朝刊 26ページ ポプラ並木 保全へタッグ 庄原の畜産技術センターと県立広島大 クローン苗木増産し植樹