2020年度 フィールド科学実習Ⅰ 1月の1年生実習中国足彩网
肥料成分分析、果樹管理 鳥獣害対策、水耕?野菜管理 水産加工 まとめ
1月21日(後期第14回目)は果樹園の堆肥散布を行いました。均一に散布することは難しいです。今は堆肥散布機もあることを知っていただきました。人が少なくなる中、機械をどう有効に使うか考えていただくのも大事だと思います。なお、1月7日に予定していた環境実験(肥料成分の簡易分析)は、広島県の第2次 新型コロナ感染拡大防止集中対策のため、キットの事前配布による各個人での分析となりました。この後、これは解除となり、1月21日の実習からは実施できました。
鳥獣害対策について、先に室内で簡単な講義を行いました。その後はフィールドC内に出て、太陽光利用による電柵、県内企業が開発したモグラ―ズ(モグラ除け)、県大教員が開発に関わった獣害防止装置などを説明しました。また構内に入り込み雪の上に残されたウサギの足跡も見ていただきました。
水産加工は水産油脂の化学的特性検査ということで試験紙を用いた過酸化物価を測定しました。
1月28日(後期15回目 最終回)は密を避けるため、水耕野菜の収穫と食味評価、ハウス野菜の収穫と出荷調整、野菜圃場片付けの3班体制で行いました。
作業後は、学生全員に集まってもらう機会があまりなかったので2部屋で遠隔ビデオ配信し、学科長等から進路に向けた講義選択、学科教員の研究、フィールド科学実習Ⅱの概要などを説明しました。新学部新学科始動の最初から新型コロナの影響を受けて大変厳しい1年となりましたが、全員よく乗り切ってくれたと思います。大変お疲れ様でした。